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相続した空家の活用

空き家を相続した方の内、少なくない方がこんな大変な思いをしています。

『相続した古い家を放っておくと、家は痛むし、庭の草木は伸び放題になる。
近所の目もあるので、定期的に家に行って掃除をして、
風を通し、庭の草木の手入れをしている。

 

手間はかかるし、移動の時間も負担になる。
電気や水道を使えるようにしているので、基本料金の支払いも馬鹿にはできない。
万が一、不審者に出入りされると困るし、
不審者の不始末や放火によって火災にでもなったらと思うと不安だ。

 

かといって、簡単には家を取り壊せない。家に思い入れもあるし、
解体には100万円単位のお金もかかる。更地にすると固定資産税が何倍にもなる。
家を壊した後に土地をどうするのかをきちんと決めてでもいなければ、
解体にふみきれない。
悩ましいけれど、問題の解決を先送りにして、
固定資産税を払い続けて空き家のままにしている。』

空き家の土地の活用という解決策

このように空き家を相続してお困りの方にとっての、
解決方法のひとつが土地の有効活用です。

 

活用方法にはいくつかありますが、
その一つが賃貸住宅を建てて人に貸すという方法です。
賃貸住宅を建てるという活用方法の特徴はいくつかあります。
それは、安定した収入を定期的に得られるということです。
また、駐車場のように建物を建てない活用方法とちがって、
土地の固定資産税は更地場合と比べて6分の1程度ですみます。

賃貸住宅を考えるときのポイント

その一方で、危険もあります。質の悪い建物を建ててしまうと、
年数がたつにつれ、修繕費がかさみ、入居者が減り、赤字になることもありえます。
また、そもそも、賃貸の需要のない地域で賃貸住宅を建ててしまうと、
入居者が入りません。

 

建築費の負担を回収できなくなることもあります。
ですから、質のいいものを、賃貸の需要のある地域に立てることが重要です。
これができれば、賃貸住宅は長い間家賃収入を生んでくれる、
とてもありがたい財産になりえます。

 

さらに、賃貸住宅を建てることによって、
次の世代の方の相続税を大幅に下げることができる場合があります。

専門家に土地や市場の調査を頼むのもいいかもしれません

とはいえ、
質の高い建物とはどんなところをみればわかるのか?
持っている土地が賃貸の需要のある地域なのか?
建てるためにどのくらいの費用がかかるのか?
どんな間取りが一番人気なのか?
賃料はどのくらい見込めるのか?
どのくらい節税になるのか?


などなど、これらについて、
ご自身で正しく調べるのは難しいという方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方は、当センターなど、専門家にご相談して、
ご自身の土地のことを調査してみることをおすすめします。

追伸

「わからないことがある」「個別のアドバイスがほしい」

などとおっしゃる方は、お気軽にご相談ください。

相談は無料で行っています。

無料相談をご利用になり、信頼していただき、

結果として手続をおまかせいただければ幸いですが、

実際にはアドバイスだけで終わる方も多くいらっしゃいます。

当センターとしては、それでもかまわないと考えています。

「相続手続支援センター名古屋」という存在を知っていただくことが、

とても大事だと思うからです。

 

まずは、お問合せだけでもされてみてはいかがでしょうか。

と、いくら申しましても、「業者のいうことだから・・」と思われる方も

いるかもしれません。

それでも、相続手続支援センター名古屋の思いをお伝えしないよりも、

お伝えした方がいいと思い、書かせていただきました。

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