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実家を維持できない話し合いになる

主人公 山本 節子さん(相続人 長女)

    山本 みささん(相続人 次女)

    山本 ゆかさん(相続人 三女)

関係者 山本辰三さん(被相続人 3姉妹のお父様)

3姉妹が遺産分割協議で意見をことにする

山本さん3姉妹はお父様の辰三さんが亡くなられて

 

資産はご自宅のほか、先祖から継承されている田畑と銀行預金です。

3姉妹が遺産分割について協議すると、
おのおの思惑をことにしていていました。

 

節子さんはすべての財産を3人均等にといいます。
みささんとゆかさんは遺産すべてを金額に換算して、
その3分の1に相当する分を現金で相続したいといいます。

 

とはいえ、
遺産の中で不動産の価値の占める割合が大きいのです。
不動産を誰かが相続すると、
3分の1に相当する現金は遺産に残りません。

 

3人で行う遺産分割協議は平行線をたどりました。

 

結局は節子さんが折れて、
不動産を売却し、
すべての遺産を均等に分割することになりました。

不動産を維持することができなくなりました

節子さんは、
先祖から受け継がれてきた不動産を維持することができなかったことに、
心を痛めました。

 

被相続人の辰三さんのご意志はどうったのかと、
節子さんはおっしゃっていました。

 

生前に遺言があったら、
遺言がなくても、
3姉妹とのコミュニケーションが辰三さんのご健在のときから、
あったとしたらどうだったのか、
節子さんの言葉がとても響いていました。

追伸

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