海外在住者の場合、印鑑証明書の代わりとなるものがあります。

11月も半ばとなりました。
だんだんと朝の冷え込みが厳しくなってきましたが、
今年は暖冬になる可能性が高いようです。

暖かい冬はありがたいですが、
半面、農作物に影響することもあるので、
手放しでは喜べないですね。

さて、今回は海外に在住している場合の印鑑証明書についての話です。

相続が発生して、遺産分割協議書を作成する場合、
その遺産分割協議書には
相続人の全員が署名と実印による押印をし、
印鑑証明書を添付することになります。

印鑑証明書は住民票の登録がある
市区町村の役場で発行してもらうので、
海外に在住していて日本に住民票がない場合は、
印鑑証明書を発行してもらうことができません。

その代わりとなるものが署名証明(サイン証明)というものです。

これは、
「この署名(サイン)と拇印はこの人がしたものに間違いありません」
ということを公に証明するもので、
居住地の日本大使館や領事館で発行してもらいます。

証明の形式は2種類あり、以下のとおりです。
<形式1>綴り合せタイプ
  署名が必要な文書(遺産分割協議書など)と署名証明書を綴り合わせ、
  割り印をしたもの
<形式2>単独タイプ
  署名を単独で証明するもの

相続による不動産の名義変更の場合は、
形式1での署名証明が必要になります。

尚、一時帰国している場合は、日本の公証役場でも
同じように署名証明を発行してもらうことができます。

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