避けたほうが良い、遺言の保管場所

11月に入り、ぐっと秋が深まりましたね。
日中は20度を超す日も、たびたびありましたが、
いよいよ冬支度が必要です。

さて、今日は、
前回にお話しました、生前にやっておくとよいことのうち、
承継者を決めておくことについての方法のひとつ、
遺言のちょっとしたことをお話したいと思います。

きちんと遺された遺言。この遺言の保管場所ですが、
貸金庫の中に保管される方がいらっしゃいます。

大事なものですから、貸金庫に保管しようとお思いになるのは
当然です。

しかし、
遺言が必要になるのは、書かれた方がお亡くなりになった後です。
どういうことかと言うと、
お亡くなりになってしまったら、誰が貸金庫を確認することに
なるんでしょうか。

相続人です。。。

貸金庫を開けるために、原則、相続人さん全員の同意が必要になります。

相続人さんがお一人なら、良いですが、
複数人の相続人さんがいて、
そのうち、行方不明の相続人さんが居て、
全員の同意がない以上、貸金庫を開けることに応じない
金融機関があるかもしれません。

その、行方不明の相続人さんがいるからと
遺言を遺された場合は、本末転倒です。

相続手続を開始する前に、遺言の存在を、相続人さんが
知っていれば良いですが、
知らずにすすめて、いざ貸金庫を開けて、遺言があった!
なんてことに、なりかねません。

貸金庫に遺言を保管するのは
避けたほうがいいかもしれませんね。

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