子どものころの記憶と相続

私が子どものころのことです。
「なんでなんだろう?」
と疑問に思ったことがいくつかあります。

どなたにでもあることだと思います。
疑問をどこに感じるかかは人それぞれだと思いますが。

最近思い出したことの一つが、中学校の社会の授業で教わったことです。
「日本は悪い国だ。アジアの国々を侵略した。
アジアに謝って当然の国です。
それに引き換え、中国は最高の国です。」
先生はこうおっしゃいました。

私は、疑問でした。 なんでこの先生は、自分の国のことを悪く言うのだろう? さらに、下のような疑問がいくつもわいてきました。
確かに、過去に日本は 悪いことをしたのかもしれない。

けれど、悪いことをしたことがあると、
『悪い国』になってしまうのだろうか?

悪いことをした人でも、心を入れ替えてよい人になることはある。
すべてを悪いと否定されるような理由はなんなのだろう?
賠償金を払っているし、戦争犯罪者として裁きを受けた人もいる。
国の代表者が誤ったこともある。

ドイツは同じように悪い国として扱われているのだろうか?
いつまでも、謝れと周りの国から言われ続けているのだろうか?

イギリス・フランス・アメリカなどがアフリカやアジアでしたことは、
侵略ではないのだろうか?
もし、侵略だとしたら、なぜ、日本だけが「悪い国」になるのだろうか?

もし、イギリスやフランス、アメリカがしたことが侵略ではないのであれば、日本のしたこととどうちがうのだろうか?
なぜ、日本のしたことだけが侵略になるのだろうか?
日本はアジアの国に謝った。また、周りの国から謝れと言われている。
イギリスは中国に謝ったのだろうか?中国はイギリスに謝れと言っているのだろうか?
イギリスはアヘンという麻薬を中国(清)にたくさん持ちこみ、
これを売って、中国人を麻薬中毒にして稼いでいた。
麻薬を廃棄されたら戦争を仕掛け、香港をある意味ぶんどった。
これは謝るに値しないことなのだろうか?

アメリカはベトナムに謝ったのか?
空からばらまいた枯葉剤で、ベトナムで奇形児が生まれたことは謝るに値しないことなのだろうか?

これらの疑問を、中学生の時のわたしは解けませんでした。
疑問だらけだったので、
「日本は悪いことをした」を理解できましたが、
「日本は悪い国だ」までは腑に落ちませんでした。

今考えると、同級生の中には特に疑問を持たず、
「先生のいうことだから正しいだろう」
と思う生徒がいたとしても、何の不思議もありません。
むしろ、そういう生徒の方が多かったのかもしれません。
これって、怖いです。 日本は悪い国だと信じてしまうわけですから。

守るものがあると、人は強い。
守るものがなければ、人は弱い。
これはよく言われることです。

あるとき、以前の会社の上司がこんなことを言っていました。
「ある日、妻が顔にけがをして家に帰った。
妻は子どもを自転車に乗せて買い物にいった。
子どもが自転車から落ちて頭を地面に打ちそうになった時、
妻は飛びこんで、子どもを助け、自分の顔を地面に打ちつけてをけがしたらしい。
子どもを守ろうとする母親の強さを感じた」

「先祖代々の土地を自分の代で手放すことになりたくない」
と、相続の備えを真剣に考える方もたくさんいらっしゃいます。

でも、「日本は悪い国だ」「きらいな国だ」が進むとどうでしょう。
「守るに値しない」につながりかねないような気がします。
日本という自分が生まれて育った国が、
ずっと相続されて行ってほしいと思います。

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