後妻に残された遺言

被相続人 高橋 康則さん

相続人  高橋 良美さん(康則さんの妻)

公正証書遺言書を残してもらう

良美さんは、ご主人の康則さんを亡くされ、
相続人になりました。

 

良美さんさんは康則さんの2度目の結婚の妻になります。
良美さんは、不安を覚えていたそうです。

「康則さんと前妻との間の子どもと、
遺産の話をスムーズに進められるのだろうか?」

 

康則さん残してくれた遺産は、良美さんの住んでいるマンション1室と、
数十万円の預貯金です。

良美さんがマンションを相続すると、
前妻の子の相続分は預金数十万円です。

 

これを受け入れてくれれば助かるのですが、
法定相続分を主張されると、
良美さんはマンションを売るか、
前妻の子どもの法定相続分の現金をしはらわなくてはなりません。

 

良美さんはそれをできる経済状況ではありません。
頭を抱えていたところ、
康則さんの作成していた公正証書遺言書が出てきました。

自宅の名義を変更する相続登記に向けて

康則さんは後妻である良美さんと結婚し、
マイホームを購入した時期に、
「財産のすべてを妻に相続させる」
という公正証書遺言書を作成していました。

 

良美さんは、この遺言のおかげで、
マイホームの名義を自分に変更する相続登記をすることができました。

 

相続登記に先立って、
良美さんは当センターからの提案もあり、
前妻の子供たちに、公正証書遺言書を手紙と一緒におくりました。

手紙の中で、良美さんは自分の気持ちを正直に書いたそうです。

 

前妻の子どもたちは納得してくれ、
遺留分の主張の心配もなくなり、
良美さんは安心してマイホームを相続できたのです。

追伸

「わからないことがある」「個別のアドバイスがほしい」

などとおっしゃる方は、お気軽にご相談ください。

相談は無料で行っています。

無料相談をご利用になり、信頼していただき、

結果として手続をおまかせいただければ幸いですが、

実際にはアドバイスだけで終わる方も多くいらっしゃいます。

当センターとしては、それでもかまわないと考えています。

「相続手続支援センター名古屋」という存在を知っていただくことが、

とても大事だと思うからです。

 

まずは、お問合せだけでもされてみてはいかがでしょうか。

と、いくら申しましても、「業者のいうことだから・・」と思われる方も

いるかもしれません。

それでも、相続手続支援センター名古屋の思いをお伝えしないよりも、

お伝えした方がいいと思い、書かせていただきました。

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