善意について

一般的な用法の場合には「親切心」や「良心」などの意で使われることが多いですが、
法律用語としては一定の事情を知らないということを指しており、
道徳的な良し悪しとは関係がありません。

 

民法の中には、法律的に事情を知らない善意者を保護する規定があり、
事情を知っている場合と比較すると
その責任を軽減する規定が置かれている条項があります。

 

一般的な用法の「善意」の対義語が「悪意」であるのに対して、
法律用語として使われる際の対義語は「故意」という言葉になります。

 

民法には、事情を知らない善意者の行為に対して、
故意に行われたものではないことを理由として、
その責任を軽減する規定が設けられています。

 

これは事情を知っているかどうかが、法律的な責任を負わせるかどうかの
基準になっており、事情を知っているにも拘わらず行った場合には、
故意に行われたため、責任を問うことになります。
故意に行われたのであれば、

法律的にも責任を負わせるという姿勢が民法の中には貫かれています。

 

私たちが何らかの行為を行う場合に、意識するとしないとに拘わらず、
事情を知らないままに行ってしまう場合も少なくありません。
そういった場合にすべて一律に責任を負わせるのではなく、
事情を知らなかった場合にはその責任を免除したり、
あるいは軽減する法律的な配慮が、この「善意」という考え方のもとになっています。

 

善意であるためにその責任が免除されたり、軽減される場合があるのに対して、
自分自身が事情を知らなかったという状況は、
自ら証明する責任を負うことになります。

 

もちろん知らなかったということを証明することができなかった場合には、
たとえ本当は善意者であっても、そうとは認定されず、
故意に行ったものと見なされてしまうことになります。

 

本当に事情を知らなかった場合は善意者として扱われ、
法律的にもその責任を軽減されたり免除されることがある反面、自分自身が事情を
知らなかったということを証明しなければならない責任を負っています。

 

紛れもなく善意者であるのにも拘わらず、そのことが証明することができなければ、
故意に行ったものとして、責任を負わされることになります。

 

こうした立場に置かれた場合には、
自身が善意者であるという証明に全力を挙げなければならず、
早い段階で弁護士など法律の専門家の力を借りることが大切だといえるでしょう。

関連する参考用語

悪意とは

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